森林動態制御研(國崎研)

2024年度から勤務28年目です。

2024年3月1日(金)

  • 本日には,

 家庭の事情(妻が所用で長期不在となり,その間,深刻な貧血で治療中の老犬を見守る必要)で年休を取得し,昼食と夕食の食材調達でスーパーに(15分ほど)出かけたのを除き,ひたすら自宅待機する。年度末で定年を迎える先生の最終講義があるものの,不義理をさせて頂く。
 
 年度末の月に入ったためか,日程調整等が必要な学内外の業務依頼が次々と届く。しかし,これら依頼メールには来週出勤してから対応することとし,本日には愛犬達(老犬一頭+その子犬・孫犬三頭=四頭)のお世話をしながら,次年度のシラバス入力に勤しむ。
 

  • 私が勤務する大学では,

 シラバス記載がリニューアルされるのに伴い,特に予習復習を個別具体的に書くことが求められている。個人的にはこれを絶好の機会と受け止め,予習2時間と復習2時間の具体案を書き込んでいく。
 
 というのも,私の最近の感触では,他人様に干渉(されたくないし)したがらない学生さんの学習効果は「人に教える>自学自習する>授業を聞く>グループワークする」という傾度だと誤解しているので,自学自習しやすい活字資料をここ数年作成し,LMSで提供してきた。しかし,予想以上に活字資料は敬遠され,「え,それ活字資料に書いてあるじゃない」という質問や答案が目立っている(註:さらに言えば,質問自体も経年的に激減し,今年度には質問皆無に等しい状況である)。ならばと教科書として活字資料を使うと,学生さんの睡眠学習が領域展開する。という近況だったので,大学として「予習復習を具体的に示せ」というお達しは,私にとって,渡りに舟なのである(註:「具体的に予習復習を書いた場合,それを勉強しないと,成績が悪い学生さんが増える可能性がある」という意見を大学に提出した上での最終決定なので,私は従来の「悪き温情主義」を捨て,社畜よろしく,この決定に従いたい)。
 
 という訳で,本日には,基礎数学入門,森林計測学,森林計測学実習のシラバス入力を完了し,現在,海外・日本の林業のそれを入力中である。成績分布が下方にずれるという拙い予想が思いっきり外れることを期待したい。