地方大学教員の暮らし方

地方国立大学法人に勤務23年目の森林系教員の備忘録

訪問感謝

  • 久しく更新していませんが

 元気です(註:担当授業を増やした効果で地味に忙しく)。
 
 本日には,今週の期末試験(3科目)の準備に勤しむ。そんな中,訪問を予告してくれた卒業生が来てくれたので,しばし対話させていただく。社会人1年目でちょっと戸惑いつつも,しっかり頑張っている様子を聞かせてもらい,大変有意義な機会となった。
 
 お互い頑張りませう。

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定点観察

  • 徒歩通勤にて7:05から業務開始。

 依頼業務へ対応した後,必要最低限の予習をして授業へ。
 海外・日本の林業,森林計測学の授業に対応。海外・日本の林業では配布資料に基づきひたすら喋り倒す授業なので,全体的な「聞きませんモード」全開で良い感じである(註:後で資料を読んで,じっくり考えてくれるなら良い)。その後の森林計測学はお馴染みの林分収穫表と林分密度管理図の演習であり,ここ数年,全問正解にたどり着く学生さんの割合が減少し続けていると感じるところ。10年くらい前だと8,9割,今回は2割ということで,明らかに質問力とグループワーク力が低下している(註:学力の下限が落ちているとは感じない)。まあ,仕事って,職種にもよるけど,質問力とグループワーク力は重要なので,今後の私の授業にてどのように対応していけば良いか考えねば。
 12:10終了にて授業時間終了を宣言し,自由意志でプリント提出を好きにしてもらったところ,居室に戻ったのは12:30過ぎ。居室にストックしていると思っていたゼリー飲料がないことに気付くも,ま,レスポンスカード読みと演習プリント採点をしてから買いに行くことにする。2科目の授業記録を作成し,海外・日本の林業のレスポンスカードに書いてもらった「8月初旬の森林計測学実習の班分け」の意見を確認する。なるほど。では,ということで無作為抽出的に新規の班分けをおこない,速やかに受講者に周知する。その後,海外・日本の林業のレスポンスカード(本来の記述)を読んで成績評価する。その後,森林計測学の演習プリントを採点し,成績評価する。ついでに今週の基礎数学入門の配布資料・小テスト,および来週の海外・日本の林業の期末テスト用紙を人数分印刷する。ようやく一区切りだ。さて,昼食でも調達するかな・・・と時計を見ると,すでに16:30を過ぎていたので,昼食を諦め,今週の基礎数学入門の小テスト問題を解いて解答例を作成し,メール対応をしたところで研究室を撤退。
 16:50過ぎに大学を出発し,17:35頃に徒歩にて帰宅する。
 
 明日には,締め切りが近づきつつある「開店休業中の業務」を動かすべく,粛々と頑張るべし。

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書き込み

  • 先週金曜に実施した

 基礎数学入門の小テストの採点が未完了だったので,午前中の会議対応の後(100ページものの原稿への書き込み後)に再開する。小テストは連立一次方程式を掃き出し法で解く問題であり,意外と習得に時間を要するので,それぞれの答案をできるだけ活かし,正解を導くよう,書き込みしていく。
 
 その後,業務の優先順位に伴う開店休業中だった論文原稿読みを再開する。あれこれ気になったことを書き込みしていく。
 
 手間がかかるものの,書き込み業務は重要なので,(黙々と書類と向き合うという意味で)地味に有意義な業務日であった。

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疲弊

  • 本日の勤務は7:15-17:15。

 まずは森林科学応用演習IIの報告書として4つ目の班の原稿を校閲する。その後,5つ目の班の原稿を校閲する。校閲したファイルをメールで返送したところで,すでに14:45。途中に教員団メーリングリストでの意見交換に積極的に返信していたことはあるものの,予想以上に時間を費やした。4年生各位におかれては「何だよ。うぜーな(表現古過ぎ?)」と思われたかと思うが,これがビジネス的な正論校閲なので,これを乗り越えれば皆さんの糧に確実になる。都合をつけられるし,頑張れる人が頑張っていただきたい(註:誰がどれだけ頑張ったかについては,基本的には参与観察しているものの,後日,個別でも自己申告してもらう予定)。
 
 その後,学内委員会にかかる宿題を片付けてから,開店休業中だった論文査読レポートをとりまとめて提出する。この時点で17:00過ぎ。昼食は甘い飲料(カロリーは100kcalちょっとの小さいやつ)のみなので,すでにエネルギー切れである。うーむ。明日の基礎数学入門の予習や依頼された森林科学研修対応は明日に持ち越しである。
 
 という訳で,本日には教育活動にかかる原稿読みを中心に,その合間に研究活動にかかる原稿やメール読みをでき,デスクワーク満載日としては大変有意義であった。明日には朝一からしっかりと遅れを取り戻したい。

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ローギアで低速運転

  • 本日の主な業務として,

 一つは森林科学応用演習IIの報告書原稿(第1稿)の校閲に勤しむ。これが卒論校閲なら,もっと細かく丁寧に掘り下げたコメントを付すものの,予告通り,それの8割程度(論文査読の5割程度)の細かさで止めておく。本日には何とか3グループ分まで返却。明日中には残り2グループ分も校閲・返却するので,今しばらくお時間を頂きたい。
 
 もう一つは夕方の学科会議。あれこれ発言したいところではあったものの,その意欲を半分以下に抑える。貴重な議論の機会だったと私も思うものの,4年前から私が同じ趣旨の提案を繰り返し行ってきたのを見事にスルーし続けた教授陣は一体何をしたかったのだろうか(シカトでしょうか 苦笑)。その議論の後,私が4年前に提案した内容が記載された配付資料が議題となり,ダンマリでやり過ごす教授陣。GJである。
 「大事だけど,無い袖は振れないのでご理解頂きたい」と繰り返し趣旨説明しているのに,「大事だ」を繰り返されるので,再度「私の見解は「無い袖は振れない」なので,ご理解いただきたい」と申し上げて押し切る。まあ,同じ説明を3,4回繰り返すのは得意であるも,昔のコントのようなやり取りを聞かされる他の教員もお疲れ様である。
 
 さて,明日も生産性低く,有意義な業務を孤独に積み重ねたい。

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喋って,黙る

  • 本日の勤務は7:05-17:45。

 昨日に届いた原稿(「森林科学応用演習II」(4年次必修)の報告書分担その1)の校閲に勤しむ。お,気がつくと8:25を過ぎていたので,講義室へ移動。
 「海外・日本の林業」(3年次必修)の授業。今回から再び私が喋り続ける授業回になる。その前に・・・と,最近学内関係者からお聞きする「森林科学科の必修が多いのはJABEEのせい?」という誤解について,板書しながら違いますよ(演習林と一体となった教育という,林学教育からの伝統継承)旨を説明する。後ほどレスポンスカードを拝見したところ,わざわざご意見をくれた学生さんも複数いらっしゃる(註:頂いたご意見は「必修が多いと思わなかったし,講義とセットになった演習林実習が近場の演習林でおこなわれることをありがたいと思う」,「最初はそう思わなかったけど,必修が多かったおかげで視野が広がったので,無理に必修を減らそうとしなくて良いのでは」旨で,感謝感謝)。本日の授業は「三大美林の天然更新」。レスポンスカードに質問も書いてもらったところ,良質な質問が多数寄せられた。こちらも感謝感謝。授業後,数名の学生さんからのご質問に応対していたところ,10:30近くになったので次の授業準備を慌てて行う。
 続いて同じ講義室にて「森林計測学」(2年次必修)の授業。やはり,2年生にも授業前に同じ説明をし,JABEEだから必修が多いのではないよ,という事実をご理解頂くよう試みる。本日の授業は林分収穫表。まあ,予習してきた学生さん達にはつまらない授業だったかもしれないけれど,業務によっては今も現役である林分収穫表(都道府県なら林分収穫予想表)の特徴,利用法の基本,そして利用限界を明らかにしておくべきであろう。小テストの用紙を全員分回収し,窓を閉めてから講義室を退出する。
 12:20過ぎに居室に戻り,メールに対応する。その後,朝一で校閲した報告書原稿のコメントを点検し,メール添付で返信する。その間に別の班から報告書原稿が届いていたので,引き続き校閲に勤しむ。14:40過ぎにメール添付で返信したところで遅めの昼食をとる。
 歯磨きを先送りして,15:00過ぎから,午前中の「海外・日本の林業」にかかるレスポンスカードを全員分読み,質問回答書作成に勤しむ。その途中で休憩がてら歯磨きをし,質問回答書作成を再開する。気がつくと17:30頃になっていたので,妻にお迎えをお願いし,その間に午前中の2つの授業記録を急いで作成する。
 
 帰宅してから夕食と家庭団らんを経て,開店休業中になっていた紀要論文ゲラの校正作業をおこなう。うーむ。「林齢909年」(正しくは「林齢9年」)という誤字を入力した記憶はないのだが・・・と思って提出用原稿ファイルを確認したところ,やはりそのような入力をしておらず(おそらく印刷会社さんの作業中の誤作動であったようだ)。
 
 論文査読も開店休業中だし,お断りできない論文編集業務は未着手の状態である。加えて森林計測学の小テスト採点や学内委員会業務も未完であるので,優先順位をつけて,明日の午前中に黙々と対応するべし。本日もお疲れ様でした。

黒衣式業務の一日

  • 本日の業務は7:00-16:25。

 まずは学内委員会にかかり,事実を調べてメモを作成する。その後,朝一の別会議のため,80ページものの会議資料(事前にメール添付で配信されたもの)を読んでいく。会議までに全部を読めそうにないので,とりあえず会議で詳しく扱わない部分(40ページ)を丁寧に読み,誤字脱字をメモしておく。
 9時から10時半まで全学会議。議題としてのやり取りを聞きつつも,残り40ページ分の資料を何度か読み直し,やはり誤字脱字をメモしていく。
 会議終了後に居室に戻り,80ページ資料の誤字脱字の一覧を丁寧に作成の上,資料作成担当にメールでお知らせする(12時過ぎまで)。
 その後,届いていたメール,次々と届くメールを読み,適宜返信していく。要は,何となく誤解してしまう案件について,「事実ベースだとこんな感じですよ」という解説を交えたメールを丁寧に返信した次第である。個人的生産性は低いものの,黒衣式業務として淡々と取り組む。その他,学生さんからの依頼メールへの返信もおこなう。その後,今週の別の会議にかかる資料を作成したり,事務室に送付物を取りに行ったり,遅めの昼食をとったり。気がつくと15時過ぎになっていた。
 当初予定していた本日の業務(明日の授業2科目の予習,論文査読の再開,論文初稿ゲラの校正)が全く進んでいないので,優先順位をつけ,明日の授業予習をおこなう。その後,このタイミングで対応困難な論文編集担当依頼メールが届いていた(断れない)ので,空き時間に目を通せるよう,まずは原稿を印刷する。
 
 とりあえず本日の大学での業務を終えて撤退。自宅に帰り,今夜には論文初稿ゲラ校正,明日の授業資料の読み直しに取り組みたい。

できるだけ発言せず

  • 本日の勤務は7:10-18:45。

 まずは論文査読に勤しむ。8:50になったので急いで学内某所へ。9:00から10:45まで全学委員会。一切発言せず会議終了をひたすら待つ。居室に戻ってから論文査読を再開する。その後,昼食代わりのお菓子1つを食べ,歯磨きをしてからメールを確認する。学生さんから演習の一環としてのインタビューを申し込まれたものの,提示された日時には別の業務をする予定なので,インタビュー内容の回答をA4用紙2ページ分作成して返送する。14:00過ぎになり,再び論文査読に取り組み,一通り理解し,問題点と思われる事項をメモできたので,16:00過ぎに本日の査読作業を終了とする。その後,送付物を受け取りに事務室へ行き,届いていた書籍2冊の目次を確認する。うむ,どちらもとても面白そうだ(註:私費で購入した書籍で,どちらも某大学出版会の学術書)。
メール確認をしてから,16:40過ぎに学内某所に移動。本日2つ目の委員会に出席。こちらでも一切発言せず会議終了をひたすら待つ。17:40過ぎに居室に戻り,先ほどの委員会にかかる調査メールを教育プログラム担当教員宛に送信する。また忙しくなりそうであるも,仕方あるまい。
 
 明日には授業なので,一転してベラベラと喋るべし。
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失念してました

  • 午前中の

 基礎数学入門の授業を終え,小テストを採点し,次回の準備をする。
 
 バタバタしないように期末テストの問題を考え始めるかな・・・とシラバスを確認したところ,宿題20点分(3,4回課す)と明記している。完全に失念していた。これはまずい。
 
 期末テスト前まで4回分の授業をできるので,3回分の宿題提出・(次週の)返却は可能である。という訳で,微積の問題を中心に宿題を作成する。早速解いてみたところ,それほど負担なく解けそうだ(註:理解している学生さんなら,毎回10分程度でできるだろう)。
 
 小テストと宿題(計60点分)に真面目に対応すれば,これらの8割以上(50点かそれ以上)を取得できるはずなので,平均得点率65%の期末テストにすれば良かろう(註:そうすれば,優と良を主体とした得点分布になるはず)。その上で,万が一不合格になった学生さんには再テストを行うことになる(註:今年度には,オーダーメイドで全員分異なる出題にする予定)。
 
 楽しみである。
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作業する

  • 本日も徒歩通勤を楽しむ。

 おお,そろそろ刈った方が良さそうだ(本日は環境整備の日だし)と思い立ち,(急遽調査に行くための居室に置いてあるシャツとレインウェアに着替え,)1時間ほど植物園のアジサイ周辺の雑草木を剪定ばさみで刈っていく。ついでに,道路沿いの歩道にはみ出しつつある雑草やつるも刈る。暑くない朝一での作業であるも,なかなか汗だくである。
 
 居室に戻ってから,森林計測学の第13回演習(林分収穫表と林分密度管理図の使用法)の問題を作成し,正しく解けるかを確認する。まあ,しっかり理解している学生さんは時間内に全部解ける(理解していない人は残念な結果になる)問題になっているようだ。予想に反して全員が楽勝で全問正解する状況を楽しみにしておこう。
 
 その後,昼食をとってから,先日購入した高校の教科書(森林経営)を読む。全体として大変良い教科書であるも,「今時こんな器具使わないでしょ(こんな方法使わないでしょ)」という内容が散見される上,Lidarやドローンを使った調査方法などを追加した方が良いので,学習指導要領改訂に合わせて,一部の内容を書き換えた方が良かろう。
 
 続いて,明日の基礎数学入門(行列の積)の予習をする。時間が余りそうなので,板書する例題を増やす。ついでに,後期の線形代数学入門用の例題を見つけたので,しばし授業イメージを考える。
 
 そういえば・・・と思い出し,某サイトで始まった公募にかかる関係資料をダウンロードして読み込む。ふむ。なるほど。という訳で,教育プログラム教員団に情報提供する(註:私の事前の見通しは何ら変わらなかったので,あくまでも,添付ファイルと数行の要点解説のみのメールとする)。
 
 授業作成に向けた資料読みを始めたところ,ふと思い出し,基礎数学入門の来週ネタ(行列式)にかかり,例題を解いてみる。すっかり忘れていたものの,余因子展開以外にも行列式に関する諸性質を使って行列式を簡単にする方法(1列目を基本ベクトルにして,小行列式状態にするやつ)もあった(高校のときにやって面白いな・・・と思っていた)ことを思い出せたのは良かった。時間があれば,これらも解説するべし。
 
 16:15となり,web出勤簿に退勤時刻と「私用により早退」と記入し,研究室を撤退する。帰宅途中にドラッグストアに寄って必要物資を購入。久しぶりに28度台になるも,それほど暑く感じず,快適な徒歩帰宅であった。

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