森林動態制御研(國崎研)

勤務24年目になります。

2020年11月29日(日)

  • 本日には、

 いくつかの統計解析(教育活動関係)とメモ(社会貢献活動関係)を作成。
 
 その他には、森林調査に要する体力維持のため、3.6km徒歩+ジョグ(内訳は、0.9km徒歩+2.7kmジョグ)を楽しむ。

2020年11月28日(土)

  • 今朝には、

 昨日に依頼のあった卒研関係(その1)の作業(統計解析)を済ませ、結果をメール添付で返送する。
 
 その後、卒研関係(その2)にかかり、「単位認定までの期間」と「こちらが配分できる労力」を見積もり、最低限必要なデータ解析内容に関するメモを作成し、メール添付で返送する。続いて、代行することを宣言しておいた作業(樹高曲線式の係数推定と上層木平均樹高の算出)を済ませ、こちらもメール添付で返送する。
 

  • こうしたことを自立的・自律的にやって頂きたいところであるも、
  1. 有益な論文を探し、批判的に読む
  2. 表計算ソフトを使う
  3. 統計解析ソフトを使う
  4. 友人でない人と対話する

ことが必ずしも得意でない場合、なかなか難しいようである。
 
 卒研で指導教員にほとんど指導してもらえなかった私は、なりふり構わず論文を読み漁った。もちろん、その成果としての卒論は悲惨なもの(註:学会発表で「こんなお遊びならいくらでもできるね」と冷たいコメントをいただいた代物)であったものの、論文の読み漁りの経験は、その後の研究活動に確実に役立っている。
 
 指導教員に聞くだけ無駄だったので、表計算ソフトも統計解析も、先輩の助言を基に試行錯誤しながら、自らに必要なスキルを身につけてきた。特に、統計学については、その当時「涙なしの統計学」という本を購入して、何度も何度もわからないところを読み直し、あれこれ計算した経験が、その後の統計解析スキルの向上や生物統計学の授業担当に役立っている。
 
 極端なコミュ障であった私は、学生当時に教員や先輩、友人達からさんざん注意され、鍛えられて、下手くそながらも対話するスキルを身につけてきた。正直、(短気な私は)当時には腹を立てることばかりだったものの、今ではこうしたお叱りやイジリに深く感謝している。
 
 結局は、他者もしくは自らの圧力を受けることで、私はスキルとアート力を増してきた。この因果関係を一般化するつもりは毛頭ない。ただ、アラフィフな私の現在(何年も悩まされてきた腰の違和感を鉄アレイによるストレッチ継続で大幅に改善し、ノロノロジョグにより体力・筋力を改善していること)を観る限り、ほどほどに負荷をかけて鍛えることは、私にとっては有効である。
 
 そんな私からすれば、ドライバーやアナリティカルでないタイプの方々は、エクスプレッシブを目指すのが手であり、今日、エミアブルを採用し続けるのは卒研ではあまり得策ではないと誤解する次第である。

2020年11月27日(金)

  • 本日の勤務は7:30-17:35。

 段取りを済ませて、昨日と同じ調査地へ。学生さん達は昨日の調査で疲労蓄積したようなので、森林計測学的観点に基づく情報収集を兼ねて、私一人で出かける。
 
 8:15から15:50まで粛々と樹高を測定する。途中、15分休憩と5分休憩を一回ずつとった以外、「該当するNO.調査木の探索」、「調査木にトランスポンダー付きポールの設置と移動」、「樹高測定と記入とポール回収」をひたすらおこなう。探索にかなりの時間を要したため、結局7時間20分で111本の測定であった。功程としては15.1本/時であり、スギ若齢林(平坦地、平均樹高20m未満)での功程40本/時の4割程度に止まった。
 
 今回には、斜面部で調査したこと、次の調査木が予想外の位置にあり発見に時間を要したこと、100回以上の斜面の上り下りで段々と体力と筋力が消耗したこと、平均樹高が36m以上の林分で梢端確認に時間を要する個体が少なくなかったことなどが影響したようである。ま、本来、3名分担でおこなう作業を一人でやったので、功程が悪いのは当然としても、一人でやっても一日(実働6時間程度)で100本近く測定できることを確認できたことは収穫であった。
 
 残る調査木は約240本なので、3名体制で調査できれば、おそらく5時間あれば(功程48本/時以上で)終了できると予想される。あと一日の調査で済むだろう。

 ちなみに、「トランスポンダー付きポール設置後の移動と回収」で70歩/本、「その他の移動」で少なくとも1000歩以上を歩いたはずなので、本日の調査で7km以上を歩いたはずである。さすがに疲労困憊であるも、昨年同時期(2時間調査もつらい状態)に比べれば心地良い疲労である。

2020年11月26日(木)

  • 本日の勤務は7:30-17:25。
  1. 教育:卒研調査、卒研面談、資料読み
  2. 研究:なし
  3. 運営:学内委員会業務
  4. 貢献:なし

 
 卒研調査を引率し、9:00過ぎから15:30過ぎまで皆で役割分担し、粛々と頑張る。お疲れ様。

2020年11月25日(水)

  • 本日の勤務は8:05-18:00。
  1. 教育:授業対応(データ分析演習、森林科学応用演習I)、森林計画学の中間テスト作成、再履修者等レポート作成(生物統計学、微分積分学入門)、技術者倫理入門のシラバス案作成
  2. 研究:なし
  3. 運営:なし
  4. 貢献:なし

2020年11月23日(月)

  • 本日は徒歩+ジョグ通勤(4.3km)。

 往路は35分、復路は28分。
 

  • 本日(祝日出勤:月曜授業日)の勤務は7:40-15:40。
  1. 教育:授業と授業記録作成(生物統計学、線形代数学入門、微分積分学入門)、チューター面談(2名)
  2. 研究:なし
  3. 運営:なし
  4. 貢献:請負ったデータ解析

 
 私の居室の暖房は入らないようなので、定例より45分早く研究室を撤退する(註:みなし労働時間制)。

2020年11月21日(土)

  • 某データについて

 統計解析(95%信頼区間、ウィルコウスンの符号付き順位検定、GLMMとAICによるモデル選択、ベイズモデリング)をおこなう。過去におこなった予備的解析の結果と同様であった。明日にはもう少し計算をしてみたい。
 

  • 卒研について

 今年度には具体的な結果(統計解析含む)をほとんど提示されておらず、統計解析に関する質問・依頼もないので、年内の卒研指導案を週ごとに具体的に提示することとする(註:ざっくりとした指導方針を3年生のときにも提示したし、4年生の9月下旬にも提示した)。
 
 以前(ムラ社会的共同体意識が残っていた頃)には、研究室メンバーや他研究室の人(先輩を含む)と頻繁に卒論談義し、気付き・スキルを与えてもらったり、教員に質問しにいくよう助言されたりしていたので、こちら(指導教員)が提示する卒研スケジュールに沿って作業を進めてくれる学生さんがほとんどであった。
 一方、最近(ムラ社会的共同体意識が消えた状態)には、先輩も少なく、研究室メンバーや他研究室の人と頻繁に卒論談義する様子もほとんど見られないためか、こちらが「不明な点を質問するように」とか「問題を設定してくれれば統計解析作業を代行する」と伝えても、反応が年々遅くなっている。
 この状態を学校化という概念で理解するのは簡単であるも、卒研指導のルーブリックを提示した上での反応の遅さは学校化以外の要因で理解すべきと誤解しておく。
 社会人として必要な「自立的・自律的に動く」練習も卒研は兼ねていると理解している。もし「手取り足取り教えてくれない先生が悪い」とか「自分でやらないといけないけれど何をやったら良いのか自信がなく、このままでは先生に連絡を取れない」と思っているのあれば、すぐに面談を求めて欲しい(註:先送りしたら卒研をしなくて済む訳ではないので)。

2020年11月19日(木)

  • 本日の勤務は8:15-17:00。

 前日の社会人研修の後処理、メール処理、学内委員会対応を済ませた後、9:20頃に大学を出発。
 
 10:00頃から14:30頃まで粛々と、スギ高齢林を再測する(胸高直径測定18本、樹高測定96本)。本来、(心臓の精密検査がなければ)一年前にやるべきだった調査であり、一年遅れで始めながら二週間前から中断していた再測の続きをようやく済ませる。
 まさか19度近くまで気温が上昇するとは予想しておらず、昼食はもちろんのこと飲料水もなしで調査を始めたため、13:00過ぎに汗だくと疲労で一人調査を止めたくなる。しかし、このタイミングで中断すれば、次回の調査が12月下旬になるかも・・・と気持ちを持ち直し、樹高測定のため藪のスギ高齢林内を行ったり来たりする。調査を止めたくなったときには5分程度ラジオ番組に集中することで何とか調査終了できた。
 
 (間伐後の)2013年秋、2015年秋、2017年秋、2020年秋に調査したことで、過密なスギ高齢林(14齢級と15齢級)に本数間伐率30%前後の下層間伐を施しても、間伐効果が認められることを確認できた。すなわち、

  1. 間伐後の胸高直径定期平均成長量は0.4cm/年程度である
  2. 平均生枝下高は7年後もほぼ同じである
  3. 平均樹冠長率は20%台後半から徐々に増加し30%前半に推移する
  4. 平均形状比も徐々に低下する

ことを確認できた。「過密なスギ高齢林に間伐しても手遅れ」は一般則でない。なお、今回の2林分の地位指数は22〜24mであり、いわゆる地位は低くないことも関係しているであろう。

2020年11月17-18日

  • 17日。

 8:05に出勤し、午前中には生物統計学の中間テストを採点したり、学内委員会業務をこなしたり。
 
 12:00過ぎに某所に向けて移動開始。某所に15:00頃に到着し、遅めの昼食を頂いた後、ホテルに移動。メールを確認し、翌日の段取りを済ませる。
 

  • 18日。

 8:00に目的施設に移動し、16:00まで社会人研修対応(兼業)。
 
 その後、18:10頃に帰宅。疲労回復に努める。

古典的スキル

  • 私の表計算ソフトのスキルは、

 自分の学生時代(1990年代前半)とほとんど変わっていない。

  1. 一定間隔の数字(連続データ)を作成する
  2. 「100本の樹木の胸高直径と樹高」生データ(二次元データ)入力を10分以内で終了する(入力点検作業含めて)
  3. 行を並べ替える(元の並びにも戻せる)
  4. 行と列を入れ替える(転置)
  5. 関数や計算式を使って計算できる
  6. 計算結果を数値に置き換える
  7. csvファイルを作成する

くらいしか使わない。
 
 統計解析や作図についてはR等、他のソフトウェアで済ませるためである。

 もちろん、上記以外でできると便利な操作がたくさんあることを(マニュアル本を買ったこともあるので)承知している。ただ、私の教育研究活動においては、ほとんどの作業は上記で事足りる。換言すれば、私の周りの学生さん達は、私と同じ程度のスキルを身につければ良いだけである。20代前半の若者であれば短時間で習得できるスキルである(註:ものぐさな私は学部3年生のときに初めて表計算ソフトを知り、短期間で身につけられたので、大丈夫)。

使えないと誤解しておこう

  • 「私の周り」という範囲において、

 今時の学生さんは表計算ソフトをうまく使えないと誤解しておこう。
 
 実習にしても卒研にしても、私からすれば「ノンビリやっても、数時間もあれば処理が終了するだろう」と思う案件について、何日待っても反応すらない。以前には「簡単だから締め切り直前にサクッと済ませる」予定なのだろうと思っていたものの、これはおそらく見当違いで、「表計算ソフトを使えないことに伴い、(教員宛に)反応を届けられない」と想定した方が良いと思い直すようになった。すなわち、私の常識は学生さんの非常識ということ。
 
 仮にそうだとすれば、私達教員が、EXCELやR(等の統計ソフトウェア)を使えなくても書けるレポートばかりを課している証拠である。20年前の学生さん達を基準とすれば、半分以下のスキルと予想される(註:情報基礎という必修科目があるので、こちらでガッツリと基礎を教えてあげて欲しい)。
 
 ま、学生さん達で対処法(スキルを上げるか、教員に質問すること)を考えると思うので、方法論的誤解:「質問しない=理解している」を適用し、しばらく放置しておこう。

2020年11月16日(月)

  • 今週も

 徒歩+ジョグ通勤(4.3kmを35分)。
 

  • 本日の勤務は7:35-17:40。

 週末のメール整理の後、本日の授業等の予習を済ませ、8:20頃に講義室へ。
 
 8:35から10:15まで生物統計学。前回の小テストと昨年度の中間テストの解説をした後、中間テストを実施する。
 
 テスト終了後にチューター面談(1名)をおこなう。
 
 10:30から12:10まで線形代数学入門。前回演習の積み残しを終え、本日は連立一次方程式の解法(掃き出し法、逆行列を用いた方法、クラメールの公式)を授業する。小テストを実施して終了。
 
 12:15頃に居室に戻り、メール確認、達成度評価表check、生物統計学の授業記録作成の後、昼食のスープを摂取。12:45に居室を離れる。
 
 13:00から14:40まで微分積分学入門。今回はマクローリン展開を授業し、小テストを実施する。
 
 居室に戻り、線形代数学入門と微分積分学入門の授業記録を作成した後、微分積分学入門の小テスト採点と次回資料の印刷をおこなう。ふむ。なかなか全員正解にはならないものだな。 
 
 その後、線形代数学入門の小テスト採点と次回資料の印刷をおこなう。掃き出し法しばりで解いてもらったものの、例年通り、完全正解者はそれほど多くなかった。掃き出し法が苦手という人は少なくないので、それぞれの答案を活かしつつ、正解にたどり着くための添削をおこなう。うーむ。思った以上にいきなり割り算して分数の成分を作りたがる人が多い。今回のように、成分が5と3なら5−3=2、3−2=1で1という成分を誘導できるので、焦らずに行基本変形を2回やれば良いだけと私は思うものの、面倒なのだろう。
 
 添削を終えるとすでに17:30過ぎである。メール確認の後、明日の業務を確認してから研究室を撤退する。
 
 さて、明日の午前中に生物統計学の中間テストを採点したい。

2020年11月13日(金)

  • 本日の勤務は7:50-16:50。
  1. 教育:基礎数学入門の再テスト対応、卒研面談(1名)、来週の授業段取り(生物統計学、線形代数学入門、微分積分学入門)
  2. 研究:学会誌編集業務
  3. 運営:教育プログラム業務、学内委員会対応
  4. 貢献:なし

 
 午後にやたらと眠くなる。もしや・・・と思い、アメダスデータを確認すると、やはり気圧が低下し続けていた。過去の経験だと、このまま30〜40分寝ぼけたまま生産性の低いデスクワークをしてしまう可能性あり。そこで、30分徒歩+ジョグに出かける(註:昼休み45分のうち10分しか使わずに仕事していたので、裁量労働制として、残りをここにあてた)。顔を洗うよりも眠気覚ましに効果的であった。

2020年11月12日(木)

  • 本日の勤務は7:20-17:20。

 本日には研究室の学生さん達と卒研にかかる作業(ナンバリング)に出かける。学生さん二人で、過去のデータと位置図を確認しながら、新しいナンバーテープを付してもらう。私はその補助をしつつ、移動を容易にするためのつる切りに勤しむ。小休止をはさみつつ、実に6時間ちょっとの活動により、無事、全生立木のナンバリング作業が完了する。大変素晴らしい。