森林動態制御研(國崎研)

2024年度から勤務28年目です。

2024年7月18日(木)

  • 本日の勤務は6:45–16:30。
  1. 教育:期末テスト解答例の作成(基礎数学入門),質問回答(森林計測学)
  2. 研究:論文読み
  3. 運営:学内会議,連絡調整
  4. 貢献:なし

 
 連絡調整中心の一日であった。明日には他の業務中心に対応したい。

2024年7月17日(水)

  • 本日の勤務は6:20–16:10。

 朝一でコナラ稚樹試験地に(両手ストック状態で)出かける。朝であれば数匹いるかも・・・と期待したものの,昨日の午後同様,気配も感じられず。
 
 その一方で,昨年も目撃した昆虫がいたので,写真を撮って調べてみる。おそらく,ニホンキマワリであろう。


 
 大学に戻り,宿題の点数集計(森林計測学,海外・日本の林業),宿題のLMS登録(科学英語),FD資料作成,期末テスト作成(基礎数学入門)に勤しむ。午後には室温が31度前後になるものの,私の居室(南向き4階)にはエアコンがない(なぜか配置対象外である)ため,調査時の暑さへの耐性を高めつつ,数学の問題をあれこれ検討した後,論文読みに取り組む。
 
 明日も粛々と頑張りたい。

2024年7月16日(火)

  • 本日の勤務は7:00–15:50。

 午前中には,海外・日本の林業における「学生による授業」と森林計測学における林分密度管理図の演習に対応する。
 
 今年度の「学生による授業」をやってもらってわかったのは,昨年度までの学生さん達の多くはしっかり練習していたということ。つまり,今年度は「原稿ガン読み」という学生さんがかなり目立ち,原稿をほとんど見ないで説明できている学生さんが少数派である。補足説明付きルーブリックを事前(4月)にLMSにupし,「原稿ガン読みはダメよ」と書いていたのだが,残念なことにお読みいただけなかったようである。という訳で,一部の学生さんを除いて,「学生による調べ学習」となっているのが今年度の特徴であり,「うるさく言わないとこうなる」というケーススタディと心得る。
 
 今年度の「林分密度管理図演習」をやってわかったのは,クラス全体で林分密度管理図の使い方を習得するには「教員とのコミュニケーション力が必要」ということである。つまり,ここ数年で「時間内に全問正解という学生さん」が0〜数名になったのだが,10年以上前にさかのぼると,「ほぼ全員が全問正解になるのが定例の傾向」であった。何が違うかと言えば,H28年度改組より前に入学した学生さん達の少なくとも数名は,演習時間の最初からこまめに質問しに来ていたことである。これが最近ではほとんど見られない。残り20分になってからようやく質問しに来る人が若干増えるという傾向にある。私がagingでアラフィフのおっさんになり,学生さん達からすれば質問したくない存在と見なされているのかもしれない。ただ,たびたび書いているように,大学での学びや仕事においては,「質問してナンボ」という側面が強い。前に踏み出す力をさらに高めて頂けると幸いである。
 
 午後から,森林調査等に出かける。まずは頼まれていた調査器具を指定された林分に置きに行く。その後,コナラ稚樹試験地に某昆虫を観察しに行くも,本日も確認できず。

 
 ただ,今年度にはできるだけ他種もできるだけ記録したいので,帰り道で見つけた昆虫を写真撮影する。

ゴマダラマミキリ
 

ツクツクボウシ(たぶん)
 

オオオバボタル(たぶん)

2024年7月12日(金)

  • 本日には,

 11日ぶりに森林調査に出かける。と言っても,相変わらず,「しゃがみこむことができないレベル」の可動域なので,ストックを両手に持ち,ノロノロと歩き始める。元々,早歩きをしていたので,それを基準にすると,3分の1くらいの速度である。

 ようやくコナラ稚樹試験地に到着し,某昆虫を観察する。7月中旬なので,「さすがに数匹はいるのでは?」と期待したものの,ポンコツ予想であった。
 という訳で,再びストックをつきながらノロノロと車に戻る。小さな伐根につまずくだけで激痛が走る段階なので,とにかく慎重第一である(註:当面,スギ高齢林調査を先送りしよう)。
 また来週も確認に行くべし。

2024年7月11日(木)

  • 本日の勤務は7:05–15:50。

 足の筋挫傷に由来する痛み・違和感は日々改善しているものの,まだ全治には至っていない(というか,まだ,しゃがむことができない)ので,引き続きノルディックストックを使った歩行を継続しているところ。
 

  1. 教育:段取り(基礎数学入門,森林計測学,海外・日本の林業),連絡調整
  2. 研究:論文読み
  3. 運営:連絡調整,学内委員会の資料修正
  4. 貢献:なし

 
 という訳で,教育活動と大学運営活動にかかるデスクワークに専念した一日であった。
 さて,明日も粛々と頑張りたい。

2024年7月9日(火)

  • 本日の勤務は7:10–16:35。
  1. 教育:授業評価(海外・日本の林業),授業(森林計測学),質問回答(森林計測学),学生面談
  2. 研究:なし
  3. 運営:学内会議2つ,学内委員会対応,連絡調整
  4. 貢献:なし

 
 私費にて注文していた昆虫図鑑(簡易検索可)が届いたので,今シーズンの某昆虫観察に先立ち,今夜から覚え始めるべし。

2024年7月8日(月)

  • 本日の勤務は7:05–15:25(早退)。
  1. 教育:森林計測学の段取り(授業資料準備,次回資料と期末テストの作成),科学英語の宿題採点,LMS管理
  2. 研究:論文の検索・読み
  3. 運営:連絡調整,事務書類作成,教育プログラム関連資料の作成
  4. 貢献:連絡調整

 
 筋挫傷が予想以上に改善したことに慢心し,先週金曜の授業,翌土曜の会合で(火曜〜木曜に比べて)長く立っていたり,ストックなしで歩いたりする。その結果,昨日には痛みが相対的に強くなる。「二歩進んで二歩下がる」といった感じ(全体的には改善の兆候は増えつつあるものの,痛みだけで言えば先週木曜に戻った感じ)である。
 
 管理不足を大いに反省し,当面,大学内の移動にはストックを使い,二階分以上の移動には階段ではなくエレベータを利用することとする。つまり,軽症でも全治まで二週間以上を要すると心得,挫傷からまだ一週間と道半ばであることを重く受け止めたい。
 
 そして,帰宅後には引き続き安静と冷却に取り組むべし。

2024年7月6日(土)

  • 本日の勤務は6:15–17:30。
  1. 教育:LMS管理
  2. 研究:なし
  3. 運営:資料作成,会合,連絡調整
  4. 貢献:なし

 
 本日のエフォートの過半数を連絡調整に費やしたので,なかなか感慨深い土曜出勤日であった。
 
 関係各位,大変お疲れ様でした。

深根性と言われるクリの倒木

  • 筋挫傷になる1時間ほど前の話。

 車の進行を防ぐ倒木を発見。クリである。

 
 仕方がないので,車を戻し,頻繁に駐車している区域に停めて歩くことにする。倒木のクリに近づいてみると,根返り状態であった。

 
 一般的にクリは深根性を持つと言われているものの,意外と根返りしている場面を目撃する(註:おそらく私の確証バイアスなのだろう)。前回(根返りを)目撃した時(10年ほど前)は,「(台風のシーズンで)先週強風が吹いていたな」と思いつつ,ケヤキ稚樹試験地に出かけた時であった。そして,今回には当日の明け方前までの積算雨量が110 mmを超える大雨であり,風も比較的強く吹いていた(註:窓を閉めた普通の室内から風の音を認識できる程度の強さ)。
 
 強風の後(半日〜数日後)に森林に出かけると,頻繁に倒木や太い枝の折れを確認できる。このため,強風時だけでなく,大雨の直後に調査に入る場合には,車を調査地近くまで寄せない方がよさそうである(註:人は倒木を容易に乗り越えるものの,普通車には困難)。筋挫傷の経験も踏まえ,「楽をできること」よりも,「安全に活動できること」に対し,より意識を高めていきたい。

2024年7月4日(木)

  • 本日は

 週末出勤に伴う振替日である。という訳で,起床後から安静,冷却,挙上といった処置に専念する。そして,怪我(スポーツ系で言えば,いわゆる「ももかん」,南では「コンマ入る」と類似状態からの筋挫傷:エコー検査と初日の可動域から言えば重症レベル)から約三日が経過したので再び受診する。おかげさまで,お医者様もびっくりの改善となり,(状況の深刻さをわかっていなかった素人判断での)予定通り,明日から出勤できそうである。
 
 と言っても,まだ膝の可動域は限られているので,ノルディックストックを携帯しながらの業務再開となる(註:病院からお借りしていた松葉杖についてはお医者様から「返却して良い」とのご判断を頂いた)。階段の上り下りや授業時における教壇の上り下りについては,まだ苦手な状態なので,階段利用を回避しつつ,授業時には教壇から落下しないように気をつけたい。

2024年7月3日(水)

  • 昨日については,

 年休を取得し,関係各位に代理をお願いしたり,予定変更を連絡調整するために,自宅PCに貼り付く。こうした状況のときに,報連相・グループワークの重要性を痛感し,他人様の情けに深く感謝する次第である。
 

  • 本日についても

 年休を取得し,可能な限り安静,冷却,挙上に努める(註:RICE処置のうち,C:固定については自分ではできないだろうと先送りして頂いた)。それと併行しつつ,ときどき自宅PCに貼り付き,メールや学生さんからの連絡に対応する。とにかく定例の対応を粛々と行い続けたい。

2024年7月1日(月)

  • この日記をお読み下さっている皆様へ。

 下手を打って,昨夕に足を負傷し,数日間の安静を命じられています。そのため,従来のような内容(調査ログ)については(状態が改善する前提で)週末から再開したいと思います。
 
 十分な経験に由来するバイアスで慢心(状況判断をミス)したのかもしれません。皆様もご自愛ください。

スキルとしての質問の重要性

  • 学生さんが質問しない傾向は

 最近さらに強まっていると感じる。授業する側の一人として,授業後に(口頭でもLMS経由でも)質問を頂けないことは業務的に楽で良い。一方,今風に言えば,タイパが悪い。「のれんに腕押し」という感覚である。
 

  • 私の業務領域を例に質問の重要性を説明したい。

 教育活動において私が何を重視しているかと言えば,「学生さんからの質問に回答すること」である。授業することはその手段に過ぎない。「大学とはきっかけを与えてもらったら,後は自分で自分を育てる癖をつける場」と言い続けている私としては,学生さんが授業を聞いたり,自学自習した上で疑問に思ったことを質問するのが大事と考えている。
 そのために,授業ではあえて資料に明示しなかったり,多義性を持つような口頭説明を交えたりしている。以前(10年以上前の学生さん達,あるいは担任を務めた代の学生さん達)であれば,「それってどういうことですか」旨を口頭質問してくれるのが日常であり,そうした対話の中で教員としての気づき(学生さんの理解度,ニーズなど)を多数得られていた。こうした対話がカリキュラムの継続的改善を促す原動力となっていた。換言すれば,私としては,現在,カリキュラムの継続的改善は停止している状態と認識している。
 
 研究活動において,学会大会に参加する目的は「他の研究者に質問したり,対話すること」である。自らが発表したり,他人様の研究発表を聞くこと自体は,その後の質問や対話のための段取りに過ぎない。
 また,論文査読においても,担当原稿に対し,いかにコメントを付すか,換言すれば,「いかなる質問や疑問点を文章で提出するのか」が重要である。査読は,学問的に妥当な成果公表に向けて,論理的・建設的に批判する行為であり,良質な質問や疑問の提示が不可欠である。
 
 大学運営活動において,会議資料を作成したり,依頼された成果物を作成・提出することも重要ながら,最も重視しているのは「会議等での他の構成員との対話」である。会議資料を作成するのも,作成側の報告・連絡に対して質問をもらうためである。また,作成側の相談に対して意見を述べてもらわないと相談が成立しない。こうした場面で,質問を含む対話が随時おこなわれる(註:その結果,予定時間より会議が長くなることは当たり前である)。繰り返しになるものの,こうした報告・連絡・相談を踏まえて成果物を作成するので,成果物提出に対して他の構成員からの質問・対話は必要条件となる。
 
 社会貢献活動において,学外会議に参加したり,学外で授業をしたりする。学外会議では提案に対して必ず意見を述べるし,不明な点があれば,時間が許す限り,質問する。また,学外での授業では,授業目的と到達目標をどう考えれば良いかを始め,発注側に様々な質問をする。できるだけ無駄な授業にならないため,事前質問は不可欠である。また,授業に対する質問にも回答する(註:学生さんを基準にすると,社会人からの質問は圧倒的に多い)。
 
 このように,教育・研究・大学運営・社会貢献という「教員の4領域業務」に不可欠な行為として,質問・対話が位置付けられる。
 

  • ここで,

 「他の業界でも質問・対話が重要」という仮定が成り立つとすれば,大学生のうちに質問力を高めておくことは社会人基礎力(前に踏み出す力,考え抜く力,グループで働く力)の向上にも役立つはずである。という意図で,各学年に質問を呼びかけているものの,3年生以下については,最近,ほとんど反応がない。
 
 「大学とはきっかけを与えてもらったら,後は自分で自分を育てる癖をつける場」として「質問できるという機会の平等」を確保している中で,学生さん達のニーズが見えない。それゆえ,「結果の不平等を容認されている」と受け止め,静観している。大学とはこうしたリベラリズム体制でもあることを踏まえ,大学生生活のあり方を点検して頂けると良いかと思う。

2024年6月28日(金)

  • 本日の勤務は6:50–16:05。

 午前中の授業を終え,すぐに大学を出発。途中のコンビニにて昼食を調達し,森林踏査に出かける。
 
 まずは徒歩にて林業専用道を上り下りしながらスギ高齢林標準地へ。以前のナンバリングで落としてしまったナタを院生が見つけてくれたので,回収しに行く。非常にわかりやすく配置してくれており,感謝感謝である。
 
 次に,車で少し移動し,そこから徒歩にてコナラ稚樹試験地に某昆虫を観察しに行く。予想通り平年的傾向を確認する。
 
 さて,私が雑草木を刈り払って維持している歩道に何やら穴と糞がある。


 
 写真では分かりにくいものの,巣穴の大きさ(直径20 cm以上)と糞を見る限り,アナグマの巣穴の可能性が考えられる。足跡等,新たな痕跡を期待しつつ,また来週の観察を楽しみにしたい。

2024年6月27日(木)

  • 本日の勤務は7:00–16:00。
  1. 教育:授業(森林科学入門),連絡調整
  2. 研究:論文査読,スギ高齢林標準地の樹高測定
  3. 運営:連絡調整
  4. 貢献:なし
  5. 雑用:研究棟階段の箒がけ

 
 午前中に大学構内での業務を済ませ,午後からスギ高齢林標準地の樹高測定に着手する。本日には40 m前後のスギばかりを測定するので,40本/時は無理だな・・・と思いつつも,斜面の上り下り(1本当たり平均60歩の移動)を頑張ってみる。その結果,10本ほど10 m前後の広葉樹を含みつつ,計91本を2時間29分(13:00から15:29)で測定完了する(註:林内の推定移動距離は4.4 km)。功程としては36.6本/時なので,まあ,50代のおっさんとしてはよく頑張れたな・・・という状況である。
 

車に戻り,帰り支度をしている最中
 
 私(マスオ)は(遠い縁なので)葬儀に行かないものの,妻(サザエ)の祖母(=フネの母)が亡くなったので,サザエが認知症のフネを葬儀に連れて行くために非日常的対応が必要となり,急いで自宅に戻る。